猫カフェ「猫家(ねこや)大宮店」埼玉県さいたま市(←click)さんにて、天パー猫ちゃんことラ・パーマの数珠丸くんをモデルに、恒例の「拙い作例集」を作ってみました。
愛くるしい表情の猫さんです。実は、以前カメラ仲間が、猫家 大宮店さんで数珠丸くんを撮った時の写真を見せられて完全にノックアウトされました。
なかなか行く機会がなかったのですが、10月11日で閉店、川越店と合併を知り、電車を乗り継いで駆けつけた次第です。
撮影は全てNikon Df にSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMを装填して、シャッター優先モードで撮影しています。
この記事は、我が家の愛しい猫のために最適なレンズ探しをしている方や、動物園や猫カフェが大好きな方なんかに60-600mmで撮る大きさや重さを凌駕する楽しさが伝われば良いとだけ考えています。
数珠丸くんは非常に穏やかな性格。ドタバタと走り回るような事もありませんし、良い寝床を見つけたらひたすら睡眠に費やすような、おっとりとした猫さんのようです。
長毛種の天然パーマなので、お世辞にも艶やかな毛並みとは言えません。つやつやとして簡単に解像したように写ってくれる猫さんとは違い、SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMにとっては、その実力が試される被写体とも言えます。
数珠丸くんのチャームポイントのひとつは、落ち着いて寛いでいる猫ちゃん特有の目線。真っ直ぐ顔を向け真剣に注視している猫ちゃんと違って、上目遣いだったり、ジロ見だったりする時の猫ちゃんのぶっきら棒な可愛さは格別です。
勿論、カメラ目線を頂けた時の凛々しい表情もイケメンです。
少しだけ警戒モード。顔を向けて真剣に何かを見ている時はぶっきら棒な時とは別猫(べつじん)のようです。
基本的に「動じない漢」です。スペースの動線のど真ん中で腹出し寝もなんのその。
ズームで画角を少しずつ変えながら撮ってみました。全域に渡ってしっかりと解像してますし手振れ補正もガッツリ効いてます。
歳下の男の仔が大好きなチンチラペルシャの杏仁くん( ♂ )が、足長マンチカンの松之氶くんに激し過ぎる愛のちょっかいを出しまりくりで、何かと騒がしい最中でも、ご覧の通り。甘ったれな猫さんも可愛いですが、マイペースな猫さんは同じ空間に居て癒されます。
全体的に少しずつ画角を変えて、似たような写真にしてみました。全域で解像していて、弱点のような領域は見当たりません。
手持ち撮影だと直進ズームというのは、やはり使い易いです。メーカーから「手持ちでブンブン振り回してください」と言われてるような気がします。笑
かつてNikonにはNikkor ED 80-200mm F2.8という直進ズームの銘玉があったのですが、新しいレンズにも直進ズームの採用は是非検討して頂きたいですね。
手振れ補正付きレンズを普段使わない筆者の個人的な感覚ではなかなか強力な手振れ補正が付いていると思います。驚くのは、手持ち撮影で数百枚撮っても、ピン甘、ピンボケでボツになる写真が殆ど無いこと。ストレスなく撮影を続ける事ができます。
筆者は決してSIGMAさんの回し者ではありません!良いモノは徹底的に活用法を披露して推す…これが当ブログの方針です。
「60-600mmを買ったら、野鳥と空港と…」みたいに考えてましたが、遠路はるばる野鳥スポットや空港に行く必要もなく、日常的に使える事がよく理解出来ました。
筆者は撮り鉄ではありませんが、600mmあれば駅員さんとトラブルになるようなかぶり付きでなくても、少し離れた位置からでも余裕で撮影出来るでしょう。
ランドマークと月を遠くから狙って、トリミングで巨大な月に見せるような撮影もあっさり出来てしまいます。
カメラを始めたばかりの人だと、3〜4本目に買うレンズとして、単焦点とかF値の小さい明るいレンズが欲しくなると思うのですが、本当の意味で撮影の幅を拡げるのは、このSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMのようなレンズなのではないか?と、筆者は思うのです。
レンタルできる機会があるならば、迷わず借りて動物園や猫カフェで、半日このレンズ1本で過ごしてみて下さい。
「買いたいレンズ」の待機リストの筆頭に60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMが躍り出ること請け合いです。