独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

前回の記事で、ブログのひと月の画像容量をオーバーしてしまいました!笑

白谷沢の記事で圧縮させずに大量の写真を掲載してしまったので、写真の掲載が出来ず更新ができません。笑

 

超安物の中古ながら広角ズームを入手したり、そのチェックを御岳山のハイキングで試したり、書きたい事や、載せたい写真は沢山あるのですが…。汗

読者数が数百人、月の閲覧数が一万ヒットとかなら月1000円払って容量を3GBに増やして更新するのですが、閲覧数もミジンコレベルの場末ブログなのでご容赦下さい。

 

文字しか打てないので久々に猛毒記事をアップします。

 

 

前述の超安物広角ズームの話にもリンクしますが、ひとつ、これだけは書いておきたいと思います。

 

考えてみると、当HPに登場するレンズ群は、現在では二足三文で手に入る安いものばかりです。

カメラ本体もAPS-CのD7000 を、かなり長い期間使っていました。最近フル活用の超望遠の600mmも純正の桁違いの600mmと比較したら破格な値段のサードパーティ製です。

しかし、筆者は自分にはこれらの機材で充分だと思っています。無い画角は撮れませんが19mmから600mmまでの写真は画質がどうあれ撮れるのですから。

駅に貼るポスターの撮影依頼を受けるようなプロの写真家さんは、そんなわけにいかないでしょうけど、アマチュアであるなら手持ちの機材で撮って撮って撮りまくれば良いんです。

 

もし、最新の高級なカメラやレンズでないから良い写真が撮れない…などと考えている人が居るとしたら、それは大きな間違いです。

そういう人は高い機材を手に入れても、なんだかんだ理由を付けて写真を撮ろうとしないものです。

何故なら、写真が撮れないのは「自分の技術やセンスがないから」だという事を認めたくない…その事実を自らに突きつけたくないだけなのですから。

 

筆者は音楽を教えていた視点から断言します。

〇〇が無いからできない…と言う人の心理というのは写真に限らずそういうモノです。

「自分は高級な機材さえ揃えば凄い事が出来る」という幻想を、まだまだ自分自身で抱いていたいのでしょう。

 

しかし、途上国のプロは日本の中古市場で二足三文で売られているような機材で凄い写真を撮っています。

SNSには、筆者が卒業したD7000を使って凄い写真をアップさらている方がいらっしゃいます。技術を高めて機材のポテンシャルを最大限に引き出すような使い方をすれば良い写真が撮れる見本のような存在です。

そんな方々の写真を観ると、自分は日本に生まれて幸せだなぁと思う反面、もっと写真に真摯に向き合って、技術とセンスを磨かないとならないな…と、身が引き締まる思いです。

 

撮れない理由を、高いお金を払って高価な機材を購入することで解消しては、また新しい撮らない理由を探す。ただの機材マニアになってしまうより写真は撮って愉しんだ方がいいと思います!

 

筆者のように、技術もセンスも大した事がなくても、撮ってさえいればマグレ当たりで、たまに自分でも吃驚するような、お気に入りの一枚が撮れたりする事もあるのですから。