独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

寿司を旨そうに撮るのは難しい…。

緊急事態宣言における、おうち時間の活用術として新たな被写体チャレンジをしていますが、そのひとつが食べ物。やってみるととても難しいです。

仙令平庄さんという、筆者のお気に入りの魚屋さんで生の本まぐろと真あじの握り寿司を買ってきました。冷凍にはないトロけるような口溶けと旨味はパック寿司とは思えない美味しさです。

 

f:id:muramasachang:20210901205248j:imageNikonDf+Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5

いやぁ難しい。逆光気味にライトを左右から当てて撮りましたが、微妙な1/3段のシャッター速度の違いで写りがガラッと変わります。

 

f:id:muramasachang:20210901215317j:imageNikonDf+Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5

特にこの大トロは正解が無いような難しさ。写角、ライティングの角度、いろいろ試してみましたが正解がわかりません。

 

f:id:muramasachang:20210901214827j:imageNikonDf+Micro-NIKKOR-P Auto 55mm F3.5

あじの方も勿論、生で鮮度が抜群です。光モノ特有のフォトジェニックさがあって、それほど悩まずに撮る事ができました。

大トロに比べて切り口がビシッとしているだけでなく色彩が単一でない分、色のトーンがあるから撮りやすいと感じました。

 

食べ物フォトは本当に難しいと思います。撮影後に食べてみて、まだこの美味しさを写真で伝えきれていない!と、思いました。

おうち時間の活用で、今まで挑戦してなかった被写体に向き合う事で写真の幅が拡がればと考えています。

写真を撮りに出れない…とマイナスに捉えるか、新たな成長の糧にするか?は、考え方次第ではないかと思うのです。

また撮りたい食材があったら、時間を惜しまずチャレンジしてみようと思います。