独眼流正宗

独眼レフ、ミラーレス独眼を操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

霞ヶ浦周辺はネット記事とは逆に見どころ満載のツーリングと写活天国!(土浦編)

土浦や霞ヶ浦をネットで観光検索しても、出てくるのは、帆曳舟を遊覧船から眺める(日時指定有り)、花火大会や夏祭りなどの日程、蕎麦打ち体験などしか出てきません。

土浦市観光協会 | オフィシャルサイト

バイクで走っていると、観光資源になりそうなモノが沢山目につくのに、あまり大々的に宣伝されていないのが不思議です。

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土浦城の城下だった地域に残る建築物は、まちかど蔵と命名され観光目的で纏められてますが、一箇所に数軒残っているだけなので観光資源として、拍子抜けされないよう遠慮してるのか、宣伝も控えめ。

特に、 土浦まちかど蔵 大徳さんは江戸時代後期の呉服店を改装した蔵で、観光案内所、土産物販売、レンタサイクルなども扱っていて中も見学できるようになってます。

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古民家好きなら、ここだけでも立ち寄って良かったな…と思える感じなのに、なにを遠慮しているのかな?と思うくらい素敵です。

その向かいは、土浦まちかど蔵 野村さん。元は旧野村さとう店。ここと同じ旧水戸街道にある石岡の(有)福島屋砂糖店も含め、昔は砂糖が財を成したのがわかります。

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奥の蔵はカフェをやっているようで(朝早すぎて時間外)煉瓦作りの綺麗な蔵がリユースされていました。

この二つの建物、国の登録有形文化財に登録されています。もっと誇るべきでは?と思ってしまいました。

 

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野村さんの横の路地は芳ばしい景色でした。路地奥にあるお社…大好物だったりします。

 

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矢口酒店さんは建物の裏手の別棟で酒屋として今も営業中。行ったタイミングでは、建物の公開はしてないようでした。

 

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商店街の入り口にあたる保立食堂さんは天ぷらのテイクアウトもしている天ぷら屋さん。昔は橋の袂だったようで、ここが橋で川(堀?)であった事が判る道標が残されていました。

 

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今は使われなくなった廃店舗も数多く散見します。そっち系のマニアの方には生唾モノの街かもしれませんね。

短時間の滞在でしたが、なかなか見所が多く感じました。非絶景の写真スポットが探せば大量にあるのではないか?と思わせる街でした。

 

旅路は、かすみがうら市、そして石岡市小美玉市行方市と続きます。