独眼流正宗

独眼レフ、ミラーレス独眼を操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

アウトドアは誰だって大好き。何故ならそれは「火遊び」であり「秘密基地づくり」であり「おままごと」の延長なのだから。

ソロキャンプと言うと、新しい言葉のように感じるかもですが、かなり前からある言葉です。

筆者も80年代から趣味はキャンプ(ソロ)と書く事が多かったですし、80年代後半から90年代の女子アナブームの真っ只中にいた某キー局のアナウンサー女史も、ガッツリとソロキャンプしているところをお見かけしたので、相当忙しい立場だったと推察できますが確実にソロキャンパーだったと思います。

ちなみに筆者は、山口百恵さんやその元アナウンサーのように、華やかな舞台から一線を引くと決めたら、自らは必要以上に出てこようとしない、矛盾のない秩序だった方がとても好きです。

見た目と虚構だけを売りに「結婚妄想を前提としたファン」ばかりを顧客にしていたようなアイドルだった癖に、結婚、出産してもママタレなどというジャンルにしがみついて、私生活を切り売りしてるような人達には、正直なところ嫌悪感すら抱きます。

子供は話題作りや、てめぇを持ち上げる為の道具じゃねぇ!


些か熱くなってしまいましたが(反省)楽しい話題に戻しましょう。

アウトドアとかソロキャンプなんて深く考える必要も無いんです。コンロやガスバーナー、コッヘルなどの調理機器、キャンプ用の小さなテーブル、椅子。そんなモノをリュックに詰めて火を使ってもOKな少し自然を感じられる場所に出向いて、お肉を焼いたり、お水要らずの冷凍ラーメンを食べたり、お茶やコーヒーを沸かして飲む。これだけでも充分アウトドアなんです。

その楽しみが、少しずつギアに反映されて大掛かりになっていくだけの話なのですから。

本当に、子供の時にやった秘密基地づくりと同じなのです。秘密基地も独りで楽しんでる時が最高で、友達に見つかり、更にその友達など大勢が出入りするようになったら、もう興味が失せてしまうもの。コツコツ自分の居場所を秘密裡に作り上げる作業こそが楽しみなのですから。

キャンプ飯とは、子供の頃にはなし得なかった、最小限の調理機器とカトラリーで最大級の満足を達成させる、本物の食材を使った大人のおままごと。

その秘密基地で、火遊びをして、リアルおままごとをする。それがアウトドアなのですから楽しくないわけが無い!

これらは、筆者が実際に使って常に一軍にいる道具達ばかりです。荷物が多くないのであれば、不安定なガスバーナーより、このIwataniのタフまるJr.が最強だと思ってます。(筆者の場合、焚き火ができる所ならバーナーやコンロは要らないですし)

保冷リュックが巨大なので、簡単な食材と用具、ペーパータオルなど細かい必需品がすっぽり収まりますから、一人で公共交通機関を使ってでも楽しめます。椅子は多少の重さの違いで2000円台からありますから、ここまで軽量化した高いモノでなくても全く問題ありません。

火の使用可能な場所という制限はありますが、平日なら許可なく使える場所も都内近郊には幾つかあります。外で食べるカップヌードルが最高に美味しく感じるように、大自然の中でするおままごとで作った外メシは最高に美味しいですよ。