独眼流正宗

独眼レフ、ミラーレス独眼を操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

朝の公園の気持ちよさを満喫しながら、ENVOYのポテンシャルを探っていくお話。

ここのところ依頼撮影を幾つかしているのですが、肌色多めのポートレートだったりで、ここに載せられる写真がありません。

都内近郊は連日、屋外での活動を控えるように通達が出ている状況ですし、仕事も詰まっている時期なので、なかなか生物生態写真取材自転車の出番がありませんが、お試しで善福寺池に行ってみました。

 

f:id:muramasachang:20240724070307j:image正直、小径のタウン車や軽快車(ママチャリ)でも度々行ってた場所なので、なんてことない距離ではありますが、今までは三脚の積み方に苦労してました。前カゴに立てて入れてゴムで動かないようハンドルに括りつけたりしていましたが、ロングテールバイクは楽です。

タイヤが太く、クッション性が高いのでカメラのような衝撃を与えたくないモノを積む時の安心感も絶大です。

 

f:id:muramasachang:20240724070342j:imageこの時期なので、ぶっちゃけ撮れ高は全く期待していません。どちらかといえば可搬性や市街地におけるファットタイヤ自転車の運用の可能性などを見る目的でもあります。コンビニでコーヒーとおにぎりを買ってのんびりと善福寺池に向かいます。

 

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f:id:muramasachang:20240724070446j:imageファットタイヤの自転車は、兎にも角にも楽です!

特に車道から緊急避難的に歩道に一時乗り上げる時などは、ロードレーサーでは都度ジャンプしないと段差に弾かれて転倒の危険があったりですが、無造作に段差に鋭角に乗り上げても、何事もなかったかのような感じで、当然、機材への振動も必要以上に心配しなくて良いわけです。

正直、長年ロードレーサーに乗っていたのでタイヤの転がり抵抗で推進力がロスして、もっと身体的に負担がかかるものだと思ってましたが、30km/h以上を維持して巡航するような自転車でもないので、平地を走ってる限りは「重いな」とか「走り難いな」と感じた事がありません。寧ろ、振動を考慮して用意した機材の為のケース類がオーバースペックな感じで積み方がもっと工夫出来るのではないか?と思い始めています。

 

f:id:muramasachang:20240724070642j:imageNikonZ8+FTZⅡ+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

60-600mmの出番はありませんでしたが、素敵な朝焼けが撮れました。

次は、早朝のガラガラの吉祥寺駅の自由通路を押し歩きして、井の頭池へ。タウン車の時は結構疲れる道のりでしたが、この程度の近場だと全く身体の疲労は感じません。

 

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f:id:muramasachang:20240724070953j:image筆者は早朝の公園が好きです。特に夏場、わざわざ早起きして犬の負担にならない涼しいこの時間帯を選んで愛犬の散歩をしているような方々は、とても優しく穏やかな心持ちなのでしょう。フレンドリーに挨拶をしてくれますし、会話も弾みます。皆さん荷物を積み込んだ見慣れない自転車に興味津々のようで、今朝は何度も自転車の事を聞かれました。その都度、犬を撫でさせてもらいながら、束の間の会話を楽しむのが筆者はとても好きなのです。

 

f:id:muramasachang:20240724071650j:imageNikonZ8+FTZⅡ+AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

善福寺池井の頭池も、窪地なので池周辺は階段や短い急坂が点在しています。荷物を積んだENVOYはギアを軽くすればマウンテンバイクのローギアのようにシャカシャカ漕げて登ってしまえます。これなら秋川渓谷周辺のキャンプ場にも行けそうです。やはり生物生態写真取材自転車としては、鹿やムササビなどの哺乳類も撮りたいところです。暑すぎる時期ですが、少しずつ距離を伸ばして、色々な写真を撮りたいと思います。

 

 

このページに掲載された注釈のない全ての写真はiPhoneXで撮ったものです。