独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

あまりガツガツせずに、焚き火をしながら気長に野鳥を待つ。

最近こんな事を、ふっ…と考えます。 野鳥を撮る趣味カメラマンが、世間的にあまり好ましく思われてないのではないか?と。 所謂、「定点」とも呼ばれる野鳥が現れる人気スポットには、巨大なレンズを装填したカメラを載せた大型三脚がズラっと並びます。 そ…

被写体に対する変化について 後編

鳥の囀りに耳を傾け、路傍の花に四季の移ろいを娯しむ。これがどういう事かと言うと、端的に言えば、生きとし生けるものを尊ぶ…という事に尽きます。 観光地として著名な大自然の雄大さを目の当たりにして環境保全の大切さを感じるのは、ある意味当たり前の…

被写体に対する変化について 前編

2年前の今頃、筆者は花なんてまるで興味のない人間でした。 もちろん桜並木や群生地に行けば「おおっ」となりはすれど、被写体としてなど一切考えていなかったのです。カメラを持ち合わせてればメモリーのような感覚で一応撮るという程度。 道端に咲く、誰…

非常事態宣言下の繁華街を撮る

今、私達が見ている何の変哲もない街角の風景も、撮影しておけば何年、何十年か先には貴重な資料になっているかもしれない。 特に、東日本大震災から10年の節目となるこの時期、街の景色が全て変わってしまった東北の被災地の映像をテレビで見る度に、その思…