小田原城の総構えの規模の凄さに感嘆し、真鶴で地魚を満喫して、突貫工事で築城された石垣山城の本格的な設計に驚くお話。後編
朝御飯もたらふく食べて快晴の中、真鶴道路をのんびりと走り、先ずは石垣山城は向かいます。
東海道線、早川駅近くを通る新幹線の高架の傍の道から石垣山城址へ登っていくのですが、これが結構な激坂!延々と真空コンクリートの急斜度の登り坂が約2km。山道と違い、舗装路の急坂は同じ筋肉を延々と使わされるので徒歩だと結構キツい道のりだと思います。登山スタイルでまだまだ半分も登ってない場所でバテてる一行もいました。
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駐車場に着くと早速大掛かりな石垣がお出迎え。






二の丸は有力大名などが詰めていたのでしょう。とても広く設けられています。





全てNikonZ8+NIKKOR Z 14-30mm F/4S
秀吉の本丸御殿や二の丸以外はハリボテの建物もあった筈ですが、石垣の構造は見事の一言。曲輪や堀切、出丸も作られていて、北条氏が降伏せず交戦状態になったとしてもしっかりと城の役割を果たしたと思われます。
石垣を積み上げ、周りの木を一気に切り倒し、巨大な石垣の城を見せる事で自らの力を誇示し、最終的に難攻不落の小田原城攻略戦をせずに済んだのですから、圧巻のお城であった事は想像に難くない。凄い城だった事に間違いはありません。
小田原に戻り、秀吉軍との攻防、最前線となる筈の装備だった三の丸外郭新堀土塁と小峯御鐘ノ台の堀切を見学します。

NikonZ8+NIKKOR Z 24-70mm
堀切の城側は土塁が盛られ、広く広大な平らな土地が作られていました。川を渡り崖を攀じ登り、堀切に進路を阻まれた秀吉軍は、土塁に隠れて大挙して待ち受ける北条軍に狙い撃ちされる仕組みです。



NikonZ8+NIKKOR Z 24-70mm f/4S
堀切全体は7〜10mはある高さで、写真だと緩やかに見えますが、攀じ登るのがやっとの急斜度です。直前の山中城攻略では、死体で障子堀を埋めて短時間で攻め落としたと言われる秀吉軍ですが、流石に偵察を重ねて小田原城攻めはリスキーだと判断したのだと思います。



NikonZ8+NIKKOR Z 24-70mm f/4S
三の丸外郭新堀土塁は公園のように整備されてますが、外郭側の崖は切り立っていて家が立ち並んできたます。ここを登るのは偵察以外では自殺行為。無防備な状態を狙い撃ちされる鉄壁な守りです。
小田原城の外郭は見応え充分でした。復興天守は見ずとも小田原城の凄さを堪能できました。