様々な批判を浴びながらも、東京オリンピックが開催されました。私も政府や都、そして組織委員の利権絡みとしか思えない開催強行には反対ですが、選手達にはなんの罪もありません。皆さん怪我なく、力を発揮して悔いなく戦って欲しいと思います。
都内近郊に住みながら、直に見れない五輪ですが例外が、この公道を封鎖して行った自転車ロードレースです。
つい6日前迄、Tour de Franceで過酷なレースをしていた世界のトップ選手が日本に集結しました。
そして、日本では恐らくここまで大規模な公道封鎖を行ったのは初めてだと思います。そんな中での特別感のあるレースになりました。
筆者の現住所は、封鎖の対象で身動きが取れないので、いつもの野鳥撮影ポイントに行く延長で観覧に行ってみました。自分の前に使わない大型三脚を立てて極力、蜜を避ける工夫はしましたが、ここまで人が集まるとは思ってもみませんでした。
場所は当ブログにも頻繁に登場する是政橋。府中市内でのパレードランを終えて、橋の手前から本格的なスタートです。スタート直後の団子状態なので、選手の通過は本当に一瞬です。
集団が動かす空気の風圧を受ける位置で世界トップレベルの自転車競技が撮れるのは、本当に人生で最初で最後だと思って挑みました。
撮影は全てNikonDf とSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMで撮ったものを圧縮掲載です。
オフィシャルカー、チームサポートカーは3大レースと同じく沿道に手を振りながら隊列を組んで走っていきます。
筆者は若い頃に、ちょっとガチで自転車に乗っていて時期がありますが、そういった意味でも至福の10秒間でした。