8月に入りました。生物生態写真取材自転車も遂に本領発揮。先ずは都内の翡翠スポットなどを巡っています。
暫く、勝手のわからない場所に遠出するのを躊躇していました。…と、言うのも、夕立やゲリラ豪雨でなかなか自転車屋さんに行けてなかったのですが、やっと仕事も天気も問題なく、防犯登録と注文していた予備のタイヤチューブを取りに行けたのです。やはり、このサイズのタイヤなので予備チューブが持参できて、初めて気兼ねなく遠出ができます。
実は、タマ数の少ないENVOYを諦めて、ブリヂストンやサイクルあさひのカーゴ自転車を買おうと思った時期もあります。ですが、常にタイヤの不安があり購入に至りませんでした。
パッと見は見慣れない26inchの極太タイヤを履くENVOYですが、タイヤそのものはスポーツ自転車…系統としては、リムもタイヤもダウンヒルバイクなどに履く規格物で、注文すれば容易に入手できるのです。
自転車は独自のパーツをふんだんに使っていると修理の時に非常に困る事が多いのです。ENVOYが探せない時に候補になっていたのは、BRIDGESTONEのTOTEBOX LARGEとサイクルあさひの88サイクル(パパチャリ)でした。
出典 サイクルあさひ公式ページより
88サイクル-M(ハチハチサイクル)20インチ パパチャリ ミニベロ 自転車
サイクルあさひの88サイクルは、カーゴスタイルの見た目も良く、タイヤ外径が前後24inch(後輪リムサイズは20inch)の事もあり車体のサイズがコンパクトだったので第一候補でした。
しかし、問題はフロント24×2.10inch / リヤ20×4.0inchというタイヤ。リアが汎用品ではなく聞いた事がないサイズです。サイクルあさひにも店頭在庫が無い事もあるようで、出先でリアタイヤがトラブった時に、入手が困難なサイズのタイヤとチューブというのが88サイクル最大の難点です。
出典 ブリヂストンサイクル公式ページより
トートボックス | ブリヂストン グリーンレーベル | 自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社
一方のBRIDGESTONEのTOTEBOX LARGEは、一見して奇抜なパーツが使われていないようですが実は落とし穴が。
なんとタイヤが、フロント24x1.95inch / リヤ22×2.125inchでリム形状がHE(hooked edge)という代物で、リヤ側の足回りでトラブったらメーカー修理しかないのではないか?と、いうくらい見たことも聞いたこともないタイヤとリムなのです。
出先でのメカニカルトラブルが、体力や怪我の次に自転車で遠出する際に考えなければならない事。この2台はENVOYと比べたら遥かに入手し易い自転車なのに、その懸念が拭えませんでした。
そんなこんなで、やっとの事で程度の良いENVOYを探し当てたわけですが、予備チューブの用意も出来てようやく安心して乗れるようになりました。街中の段差や未舗装路も滑るように快適に移動できるようになったので、普段行っていた場所より少しだけ足を伸ばしてみました。
真夏の炎天下なので、カワウや鷺類でも撮れたら、と思っていましたが…
昼時には翡翠も出てきてくれました。
今年巣立ったばかりの若い雄なのでしょうか、狩りが下手で、何度もダイブしては戻るを繰り返していました。
お陰でこちらは何度もシャッターチャンスが!こうやって失敗を繰り返して、King Fisherの名に恥じないハンターになっていくのでしょうね。
このページに掲載された管理人が撮影した写真は、全てNikonZ8に、FTZⅡアダプターを介してSIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSMを装着して撮ったものです。