独眼流正宗

独眼レフ、ミラーレス独眼を操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

ホエールウォッチの為に買うレンズで悩む話。

前回は欠航になりましたが、イルカ、ホエールウォッチクルーズは絶対に今年中に実現させたいと考えている筆者。

前回はダメ元で応募したので、レンズはそのまま小三元でと思ってましたが、入念に下準備をしてとなると、ひとつ困った事が。乗船にあたり運輸省に提出された手荷物の規則がある事です。つまり持ち込めるレンズに決まりがあり

単焦点は200mmまで

ズームは300mmまでとの事。

なんというか…カメラに詳しくない人が適当に設定したか、めちゃくちゃ詳しい人がハードルを上げるために設定したか、と言いたくなるほど素晴らしく微妙なラインが設定されています。笑

狭い船内で夢中でカメラを振り回して他のお客様に当てて怪我をさせたりするような事がないようにという配慮からなのでしょう。それにしてもフルサイズユーザーには難し過ぎる設定です。

クロップしてAPS-Cの便利ズームを使うか、若しくは70-300mmという少しランクの落ちるズームレンズを使うか…。画質を上げたければAF-S NIKKOR 120-300mm f/2.8E FL ED SR VRや、AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR IIといった100万超えのレンズを使え!…という状況。笑

マイクロフォーサーズがこの規制の中では最強に思えてきました。笑

 

イルカやクジラがどのくらいの位置関係で撮れるのか、ワーキングディスタンスが全く不明なので300mmは欲しいですし、凄く近寄れた時に画角の自由度も欲しいので選択肢はズームになると思います。

300mm端のズームというと、Fマウントのステッピングモーターを採用したAF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VRあたりが先ず頭に浮かびます。ミラーレスが台頭してきた時期に出してきたレンズでしたが、それまでの70-300mmとは明らかに違う画質を有したレンズでした。

Nikon(ニコン) AF-P NIKKOR 70-300mm f/4.5-5.6E ED VR 実写レビュー | フォトヨドバシ

もう一つの選択肢はTAMRONがZマウント用に出している70-300mm…基本的にはこの2択になると考えています。

TAMRON(タムロン) 70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD Model A047 実写レビュー | フォトヨドバシ

今回もヨドバシカメラさんのサイトを引用させて頂いております(感謝)

 

画質の好み的にはNikon純正Fマウントです。ただし今後の運用を考えるとアダプターを必要としないZマウントのレンズを買う方が…とも。

値段も現時点では、中古のNikonよりTAMRONの新品が安いのです。何より70-300mmというレンズの具体的な活用法が筆者にまだ見えてないので、より難しい選択になっています。どちらも軽量なので、旅のお供にバッグに忍ばせる程度の発想しかない状況。

基本的には「コレをこう撮りたいから、このレンズが欲しい」が、レンズの購入動機であって「規制がこうだから、このレンズを買う」は、購入に対する判断基準が曖昧過ぎて難しいのです。取り敢えず、乗船機会まで悩む事にします。

 

 

おまけ

来たる3月14日、神戸の王子動物園から繁殖で多摩動物公園に来ていたユキヒョウのフブキが円山動物園にお引越しです。

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f:id:muramasachang:20240310194748j:image公益社団法人日本動物園水族館協会ユキヒョウ管理計画とはいえ、なかなか会えなくなってしまうのは寂しい限りです。