さて、NikonのFマウントで最も便利度が高く、人気だったAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの登場です。
ZマウントのF4通しレンズ…所謂、小三元は非常に評価が高くFマウント時代の大三元を軽く超えていると噂です。
Nikon(ニコン) NIKKOR Z 14-30mm f/4 S 実写レビュー | フォトヨドバシ
Nikon(ニコン) NIKKOR Z 24-120mm f/4 S 実写レビュー | フォトヨドバシ
なるほど。ヨドバシカメラさんの作例を見ても14-30mm、24-120mmどちらも強烈の一言。いつかは買わなくてはならないレンズと言って過言ではありません。
しかし、当ブログの趣旨は「買い替え直後のFマウントレンズ流用」ですから、Nikonユーザーの皆さんならおそらくお待ちであろうAF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRの使い勝手をしっかり記事にしたいと思います。
暫く流用で納得できればカメラの方を奮発できるわけですし、Zレンズじゃなきゃダメという人はレンズを含めて選ぶ事になります。簡単に言えば、Z8買って暫くレンズ流用で我慢するか、Z5とPlenaを一緒に買うか…これが殆ど同価格帯になるわけで、どちらも選択肢として間違いではないですから悩み所です。
少しコントラストの強いシチュエーションで撮ってみました。暗所も黒潰れせずしっかりと粘って描写しています。
駅の自由通路にある、閉店しているお店のショーウィンドウと花屋さん。ガラス越しの撮影なのでNiSiのCPLフィルターを装着してますが、ピント合わせもなかなかです。
元々、この24-120mm f/4はFマウントで使ってもCPLフィルターを噛ませるとピンが悩んだりプチ迷子になる事がありましたから、感覚的には同等です。
大口径で設計の自由度が高まったZレンズの描写には敵わないかもしれませんが、レフ機がDf 、D500だった筆者にとっては機体が変わった恩恵はあった感じです。これがD850とかなら、話は変わってくると思いますが。
写真は光を捉える作業だと教えられた筆者にとって、高画素機でありながら暗所が簡単に潰れないZ8は、とてもありがたいカメラです。
ミラーレスに搭載された画像エンジンであるExpeed7は、Nikonの元々の強みである奥行きの表現、遠近感に長けた絵作り、そして筆者が撮像感と表現する「平面における立体描写」にとても優れていると感じます。
ちなみに、今回から画像の圧縮を少し穏やかにしました。1ヶ月に載せられるデータ量の上限があるので、前回迄の記事の画像はめちゃくちゃ間引いて載せてたのですが、ちょっと画質面でどうかな?という懸念があったので。
AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VRは所持している人が多いレンズの筈なので、作例的な写真が集まったら「拙い作例集」に纏めてみたいと思っています。