独眼流正宗

独眼レフ、ミラーレス独眼を操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

玉敷神社の大藤を撮る!

加須市にある玉敷神社…といっても2010年に合併して巨大化した市なので、ピンとこない人も多いかもしれません。事実、長年都内に住んでいる筆者も旧騎西町と言われた方がわかりやすかったのですが、その境内の傍に玉敷神社の大藤はあります。

旧家にあった樹齢350年(当時)ほどの藤が、昭和8年に移植、奉納されたもので、現在の樹齢は推定450年。幹回り4.8m、枝張り700平方メートルの巨木です。それに併せて植えられている藤も見事の一言で、まるで付近一帯が紫色の滝であるかのように藤の花が降り注いでいました。

f:id:muramasachang:20220427022403j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

当初はD500とDf の撮り比べや、10-20mmのインプレッションなどを考えてましたが、想像を超える規模と見事さに、ただただ撮影に没頭しました。

 

f:id:muramasachang:20220426173057j:imageNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

f:id:muramasachang:20220426173606j:imageNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

f:id:muramasachang:20220426172228j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220426172333j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220426173223j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220427023640j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220426172624j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220426172851j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220426172517j:imageNikonDf + NIKKOR-S Auto50mmF1.4

到着するや否や、目に飛び込む藤棚の広さに先ず圧倒されます。そして、自治体が設置した玉敷神社のフジの説明板には「ほのかな香り」とありますが、むせかえる程の藤の花の香りというものを初めて体験しました。丁寧に剪定された枝張りから溢れ落ちるかのように咲く花は、地元の方々のこの藤へ捧ぐ愛を感じずにはいられません。

f:id:muramasachang:20220427051638j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

f:id:muramasachang:20220427051727j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

藤は藤棚に差し込む光の加減で、花の雰囲気がガラッと変わります。これだけ見事だと四方八方、どこからでも撮れるので時間を忘れて撮影に没頭しました。

出向いた日は、犬の散歩中の地元の老夫婦曰く「ようやく見頃になった」そうです。足を伸ばせる方には本当にお薦めです。都内にも有名な藤棚はありますが、空気が汚くてあまり健康状態が良くないのか、咲き方が微妙だったりします。玉敷神社の藤の房は長い物で1m以上あり、想像していたより遥かに素晴らしかったです。

f:id:muramasachang:20220427123819j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

境内の銀杏も有名な神社。秋に是非、再訪したいと思っています。