独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

冬の爪木崎で自生の水仙を愛でる

一月末日、伊豆半島の南端、下田市の爪木崎海岸で催されている「水仙まつり」に行ってみました。

記載のない写真は全てNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

f:id:muramasachang:20230304182748j:image生憎の曇天でしたが、長年来てみたかった爪木崎海岸ですのでテンションも上がります。

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f:id:muramasachang:20230304195425j:imageご覧のように海岸沿いにびっしりと水仙が群生しています。砂浜にまで根付いているところを見ると、日本の植物学の父といわれる牧野富太郎博士(1862年〜1957年)の唱える、水仙海流漂着説も納得です。

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筆者は初めて見ましたが、八重咲の水仙も沢山咲いているので、花弁のボリューム感でより一層群生している感じがします。

f:id:muramasachang:20230304201559j:imagef:id:muramasachang:20230304201624j:imageNikonD500 + SIGMA 60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM

アロエの花も咲いていて、ジョウビタキメジロが飛び回っていました。いつも思うのですが海の近くに住む野鳥は、街中で見かけるそれより濃い色をしている気がします。塩水を飲んでるせいか、その他の環境のせいか、はたまた気のせいか…色がクッキリと濃いなぁと感じる事が多いです。

 

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f:id:muramasachang:20230304202954j:imagef:id:muramasachang:20230304220512j:image爪木崎といえば灯台と、有名な柱状節理です。確かかなり前にNHKのテレビで見て、直に見てみたかったジオパークでしたので感動しました。

f:id:muramasachang:20230304220653j:imagef:id:muramasachang:20230304221349j:imagef:id:muramasachang:20230304221443j:imagef:id:muramasachang:20230304221900j:image観測ポイント以外の海岸線も、波に洗われて低くなったであろう柱状節理がしっかりと見れます。

 

翌朝は、宿からダッシュしてハーフNDフィルターで爪木崎海岸で日の出撮影。

f:id:muramasachang:20230304223738j:image水仙と朝焼け。良いロケーションですが、日の出が岩で隠れてしまうので少し移動。

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f:id:muramasachang:20230304223849j:image水仙が咲いてない位置が絶好のポイントでした。球根栽培でなく自生なので、これは致し方ないですね!

民宿の温泉も疲れを取るには最高で、初めての爪木崎、素敵な休日になりました。