独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

埼玉の小川町で枝垂れ桜とカタクリの群生を堪能する②

小川町の駅からバスで西光寺さんを目指します。伝統工芸会館(道の駅おがわまち)が最寄りです。

f:id:muramasachang:20230324162829j:image西光寺 NikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

 

バスを待っていると小川町駅に懐かしいカラーの電車が入線しました。

f:id:muramasachang:20230324044122j:imageNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

昭和50年代まで走っていたカラーだったと思いますが、近くにいた車両スタッフさんが復刻カラーでこの一編成しか存在しないと教えてくれました。

 

西光寺さんも曹洞宗の寺院で、山号は瑞龍山。寺の背には低いながらも山体が聳え、カタクリの群生地も寺のすぐ脇からになります。

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f:id:muramasachang:20230324163011j:imageNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR
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f:id:muramasachang:20230324163043j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

鐘楼山門と枝垂れ桜も絵になりますが、その隣の百日紅の巨木にびっくりです。百日紅がこんな幹の太さになるとは!

 

f:id:muramasachang:20230324164229j:imageNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

この時期は枝垂れ桜とカタクリで参拝する人が多いのでしょう。花手水が設えてありました。

 

僅かながら、カタクリ群生地の保護の為の募金をさせて頂き山道へ。残念ながら600mmを持っていかなかったので、撮れる被写体は限られてますが見事な群生地でした!
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f:id:muramasachang:20230324164237j:imageNikonDf + AF-S NIKKOR 24-120mm f/4G ED VR

池の傍の湿ったあたりが良かったのですが、巨大なヒキガエルがウジャウジャいて…正直苦手なのです。落ち着いて撮る事が途中から出来なくなりました。笑

しかし、なんとか可憐な姿を収める事が出来ました。カタクリ花言葉は「初恋」「情熱」だそうです。俯き加減に控えめに咲き、淡いながらも情熱的な紫の花はぴったりだと思いました。


f:id:muramasachang:20230324164303j:imageNikonD500 + AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

都幾川、越辺川、槻川といえば「冠水橋」と「流れ橋」です。四国を流れる四万十川では「沈下橋」と呼ばれていますが、埼玉県は「冠水橋」が一般的。島田橋のような有名な橋だけでなく、このような無名の流れ橋が沢山かかっています。以前見た時より、太い木材で橋の袂のコンクリートも重厚になっていました。

 

滞在時間、数時間という強行軍でしたが、満足の花見ができました。次は600mmを持っていかなくては!と、心に誓った小川町の写活でした。