独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

横沢入、転じて大悲願寺。ふらっとあきる野市のお散歩写活①

この記事は公開設定を忘れていて12/10に再掲載したモノになります。

 

緊急事態宣言の解除で、お出掛けしやすくなったので、久々の土日休みを利用して、前から気になっていたあきる野市の横沢入に行ってみました。

 

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複数の谷戸から構成される里山ですが、耕作放棄されていたのを都の保全事業として復活されています。ボランティアの方々が多数参加されてるようで、この日も大勢の方が芝刈りや、カヤ刈や、藁焼き、米の脱穀作業などで作業されてました。

 

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なので、人払いして撮ってはいますが、谷戸全体がとても騒がしく…お目当ての野鳥は逃げ惑って全く撮影できませんでした。

鳴き声から数種類いたようで、とても残念でしたが、里山復興は皆さんの尽力のお陰ですのでここは感謝の撤収です。

 

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田んぼの畦道に、巨大な猪の足跡が!かなりの大物です。東京のJRの駅から徒歩で気軽に行ける里山にこんな大きな猪が出現するのは驚きです。

 

横沢入に通じる道に大悲願寺というお寺の裏庭に通じる参道がありました。

 

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真っ赤に色付いた紅葉に釣られて迷い込んだ感じではありましたが、なんと見応えのある社殿と山門が。

 

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1794年建立の観音堂と、1895年に建立された仁王門が。1695年に建立された本堂は、法事の方々がお集まりでしたので撮影は遠慮いたしました。


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観音堂は建立後も装飾のために何度か手が入れられているらしく、見事な装飾が施されています。


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古木の銀杏が黄色い絨毯を作っていました。


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開山は1191年。源頼朝の命を受けて、義経と共に一ノ谷、壇ノ浦などで武功をあげた平山季重が開いたと伝わっているそうです。

山号は金色山。大日如来を本尊とする真言宗豊山派の寺院です。

 

 

素晴らしい観音堂を観て、俄然、あきる野市の寺社に興味が湧いた筆者!数日後に武蔵五日市に再訪する事になります。