独眼流正宗

独眼レフを操る 下手っぴ写真愛好家の場末の毒舌ブログです。「頭の中に漠然とある感覚や印象を、気分や感情に左右される事なく、言葉や文字に置き換える時に、それらは初めて明確な意思や思考になる。」そのための自己反芻のようなモノでもあるので、興味のない方はスルーして下さい。

勝どき橋橋脚内見学ツアー【前編】

公益財団法人東京都道路整備保全公社がPR活動の一環として行っている「勝どき橋橋脚内見学ツアー」に参加してきました!

勝どき橋 橋脚内見学ツアー|公益財団法人東京都道路整備保全公社

↑参加申し込みはコチラ↑

 

f:id:muramasachang:20231201065351j:image勝どき橋は現在大掛かりの外観保全のための工事が行われていますが、このツアーは許可なくして入れない可動橋のコントロールルームや橋脚内部を見学するモノで、約1時間半のツアーは見応えたっぷりです!

 

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f:id:muramasachang:20231201071326j:image先ずは勝どき駅から橋を渡りながら対岸の「かちどき 橋の資料館」に向かいます。

 

f:id:muramasachang:20231201072431j:image橋の真ん中です。夏と冬では隙間の間隔がかなり変わるそうで、この日は暑かったために割と隙間が狭かったです。ちなみに上のアーチは都電のための電線の懸架用に作られた物だとか。設計時点から都電を通す計画だったのがわかります。

 

f:id:muramasachang:20231201073333j:image帰りに撮ったものですが、自動車用の信号。可動前に赤になって車と都電を止めます。

f:id:muramasachang:20231201065454j:image資料館が見えてきました。前は背後に築地市場があって活気に満ち溢れてましたが、取り壊しが終わり再開発されています。あの佇まいの風情がわからないような鈍い感性の持ち主ばかりが政治を牛耳っているので、東京はどんどん無機質な街ななっていきますね。

かちどき 橋の資料館は、もともと勝どき橋を稼働させるための直流モーターのために、交流→直流変電所として建てられた建物です。

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f:id:muramasachang:20231201175435j:image配線、碍子むき出しの、めちゃくちゃアナログで手動式の配電盤などが、残されており、こちらは時間内であればいつでも見学できます。


f:id:muramasachang:20231201175427j:image橋桁を動かすモーターの展示や…

 

f:id:muramasachang:20231201175802j:image可動部の先端同士を繋ぎ止めておくシャーロックという部品の展示などがされていて、ここだけでも見応え充分です!

特に配電盤は70年台の石ノ森系実写ヒーロー物で育った世代には、秘密基地チックで唆りまくります。ハリボテでなく実際のガチな機械なので唆られない筈がありません!

資料館で解説ビデオを見て、当日の案内をして頂く公社OBの方々と挨拶をして、いよいよ勝どき橋の中に潜入です!

 

つづく