異例の猛暑で写真活動ができないので「いつか時間が出来たらのんびり作ろう」と買ってあったガンプラを作る事に。
ただし筆者はプラモデルは、ン10年ぶり。いきなりパーツ過多のガンダムはハードルが高いので、たまたまAmazonで見かけたウルトラマンスーツというプラモデルでリハビリしました。
NikonDf + Micro-NIKKOR-P Auto55mmF3.5
映画のアイアンマンみたいなウルトラマンで、ちょっと調べてみたら、ウルトラマンのようなパワードスーツが活躍するオリジナルストーリーの派生漫画のようでした。
ULTRAMAN SUIT TAROなので、モチーフはウルトラマンタロウのようですが、当時の短足、頭でっかちウルトラマンが現代風プロポーションでリファインされています。フルアクションなのでなかなかフォトジェニックです。
プラモデルリハビリがそこそこ楽しめたので、山積みになっていたガンプラから1/100のガンダムを選んで製作です。
GUNDAM THE ORIGIN仕様の1/100スケールのガンダムです。
基本的に、筆者にとってのガンダムはテレビ放映されたファーストガンダムに出てきた設定が全て。
製作者が「制約があってやりたい事がやれなかった」というやり残した気持ちはわかりますが、大衆から評価されたのはテレビアニメになったシーンの数々なので、アニメで描かれてないのに人気に助長して後付け設定された項目や、玩具会社が勝手に販売促進のために作り出したモデル等も無い物として扱っています。
テレビアニメに描かれた内容から、想像して作り上げるのが自由なガンプラ。
細かい設定を後付けするのはナンセンスの極みだと思っています。
つまりGUNDAM THE ORIGINも個人的には無し…なのですが、プラモデルのプロポーションが良かったので発売当初に買っておいた物です。
そして、ン10年ぶりのガンプラは…開発者凄げぇ!の一言です。
ディテールだけでなく、外装と連動してスライドする関節の構造など、凄く細かいのに接着剤要らずで組み立てられるのに驚愕です。昔のように張り合わせたら段差が1mm以上あって、パテをてんこ盛りにしないとならなかったり、継ぎ目が合わないでクレバスが開いているなんて部分は皆無。見えてしまう継ぎ目はディテールデザインの一部にして全く気にならない。
傾いて直立不動の棒立ちすら出来なかった初代ガンダム(パーツは白一色でした)やザクを、後発で少しディテールアップしたジムや旧ザクのキットを流用して、カッコよく仕上げていた世代からは、考えられない進化です。
iPhoneで撮影
色を塗って上半身を仕上げた時点で、あまりの可動箇所の多さにウキウキしてしまいます。昔のように、修正に修正を重ねてツギハギにしないと作画崩壊寸前…みたいな事がないので、塗装やディテールアップみたいな部分に集中できます。
iPhoneで撮影
完成間近ですが派手なアクションでなければしっかりと自立します。目の発光なども最初から発光キットを使うことを前提として設計されていたりで、プラモデルファンには当たり前かもしれませんが、ブランクのある者には本当に驚きの連続でした。
猛暑やコロナ禍で外出が難しい時は、プラモデル製作って良いかもしれません。余計な事を考えず、無心で取り組めるので精神衛生的にも良い事がわかりました。
写真趣味的にはブツ撮りのモチーフ…と思って、取り組めるのも良いですね。
完成の暁には、ブツ撮りネタとしてアップしようと思っています。